2010年8月23日月曜日

ヴィンテージ


ヴィンテージ、中古のカッコ良さが見直されている。
本来はワインの収穫年を表す言葉が、ここ最近は年代物の逸品をさすことが多いようだ。
そしてその波は、ここ住宅にもヤッテキタ!

海外では、中古物件が流通市場の中心だというのに、
わが国では、誰が決めたか30年経ったら新築をすすめられるほど、
建物の古さには手厳しい評価しか下されなかったのに・・・と、
アチラコチラで言っている。

それをくつがえした背景には、自らの手で洋服を選ぶように、
住まいも、自分の好みに合わせて楽しむ情報や事例が、世にもたくさん出てきたから。
生き方の自由がこんな所にもおよび出した。

その第一歩。
物件を探し、正当な評価をアドバイスし、難しい購入の手続きもしてくれる。
関連会社に不動産部門も持っているココは、そんな自由ビトの強い味方。

そして何より、思い描いた空間を一緒に作り上げてくれる・・・。
さあ、心置きなく、ヴィンテージを楽しもうではないか。

2010年8月10日火曜日

涼のススメ


美しい日本に与えられた、「夏」という時間。
日本の四季の中でも、ウダルヨウナ夏の暑さをしのぐための知恵と工夫は、
忘れ得ないものとして残したいもの。

時おり通り抜ける、一瞬の風を送り込むすだれや暖簾。
最近では紐を吊るしたストリングカーテンもサラサラと揺れていい感じ。

目や肌に触れるものは、色をクールダウンさせたり、冷感のある麻や綿素材に変えたり。
透明感や質感が涼やかな、ガラスや水をあしらってみても。

そして、音で感じる夏。
風鈴や、日中の暑さを忘れさせてくれるヒグラシの鳴き声。
遠くから風にのって聞こえてくる一服の清涼感を味わう。

人にはそれぞれに夏を感じる色や音、触感がある。
暑い夏を、「涼」をまといながら過ごす、
そんな暮らし方を見つけたら、この暑さもマンザラではなくなるはず。