2010年6月29日火曜日

雨を待つ


湿気を含んだまとわりつく様な、うっとおしい空気。
朝から降り続ける霧雨に、灰色の空。

夏の始まりを肌で感じるこんな日は、そうだ、温泉にでも行こう。
どうせ濡れるなら、露天風呂につかって、思い切り、
いつもなら濡れないようにとサエギル雨も、今日は草木と同じ様に雨を味わう。

それは、雨とともに日常をも洗い流される様な、不思議な心地良さ。
紅葉を京都で楽しむ様に、雨の一日は温泉へ出かけよう。
でも、・・・それも少し面倒に感じたなら、
脱衣所の天井を、木調のルーバーや羽目板に変えてみてはどうだろう。

うっとおしい梅雨の毎日も、きっと心地良い風を感じることができるはず。


(文京区 I邸)



2010年6月28日月曜日

原点


自然との関わりを忘れてはいけない。

陽の光を感じ、雨に触れ、そして風の音を聞き、夜の静けさを想う。
刻一刻と表情を変える空や、四季折々の樹木の姿。変化して行く街並。
その中で暮らす人々。

時代の変化に伴って、見えない、感じない、聞こえない・・・そんな暮らしもあるけれど、
いつもワスレナイ。ワスレテハ、イケナイ。

その光の加減、空気の湿り具合、目に飛び込む木々の姿・・・
自然のイブキを感じながらつくること。
自然と寄り添う空間でありたいと、それこそが忘れてはいけないこと。


(文京区 外構)

2010年6月22日火曜日

はじめまして。


とある建築設計事務所のスタッフブログ。

日々感じる、人、もの、空間の中で、何かに触れることができる・・・かも?

もしかしたら、心にふれるkizukiになれるかも。

そんなツブヤキを送ります。